新元号となり、年越しのような盛り上がりをみせている。

令和元年となり、大きな節目として様々なキッカケにもなっている。

私にとっては、令和のスタートは母の姿が改めて印象に残りました。

先日、令和元年１日に母が主催するカラオケ発表会が開催されました。

発表会では、家族も手伝うことになっており、正月など他では揃わないのに、この日だけは兄弟三人が全員集まります。

母は、私が高校の頃に膝を悪くして長年続けていた好きだった美容師を辞め、カラオケの先生となった。

幼い頃からよく美空ひばりや島倉千代子など、演歌をメインによく歌っていたのを覚えています。

好きだった仕事を辞めなくてはいけなくなったのに、すぐに新たに次なる生きがいを見つけて突然庭にカラオケボックスを建ててしまう行動力。

今でも印象深いのがこの時の母の言葉。

「母さん、ちゃんと元（カラオケボックスの建設費）は取るからね！！」

と、笑顔で言ったこと。

それから23年。

今も毎日歌ってます。とっくに元は取ってんだろうなぁ笑

働きながら男ばかりの子供三人を育て上げ、今も全開で笑顔で動き回る母は、本当にすごい！！

そして、そのすごさを改めて感じる1日に。

主催者として、準備から当日の段取り、参加者の着付け・ヘアセット、挨拶・声かけなどなど、朝から着物で動き回る。

参加者皆さんは笑顔で楽しまれていて、私に「お母さんは凄いねぇ」と声をかけていただけて、進んで手伝いをしてくれる。

体格だけはとっくに追い越すことはできましたが、人としての器の広さ・深さはまだまだ敵わない！

けれど、そんな母が身近にいてもらえることは嬉しくもあり刺激となっています。

令和では、母に負けないスタイルを作り上げてまいります。

令和も引き続き、よろしくお願い致します。

ShinStyle 渡辺新一郎